中国人の名前で、同じ音を繰り返す名前って多くないですか?
例えばパンダの名前も「シャンシャン」「ランラン」とか、必ず同じ音の繰り返しじゃないですか?
実はこの同じ音を繰り返す名前には意味があるんです!
そして、同じ音を繰り返す名前には3パターンあるんですよ(*^^*)
中国の同じ音を繰り返す名前の意味
そもそも中国人の名前って一文字が多いですよね。
中国語では一文字だけで発音するという事は基本しません。
一文字を発音する時には発音しやすいように二文字等にするという習慣がまずあります。
それとは別に、同じ音を繰り返す事には実は意味があります。
同じ音を繰り返す事によって、ニックネーム的な可愛い愛称表現になるんですよ(*^^*)
日本で言う所の「~ちゃん、~君」みたいな感覚になります。
ざっくり簡単に説明してしまうと
香香(シャンシャン)⇒香ちゃん
蘭蘭(ランラン)⇒蘭ちゃん
みたいな感覚なんです♪
なので、この同じ音を繰り返す呼び方は基本的には子供や女性、可愛い動物等に使われます。
繰り返す名前はニックネーム?本名?
上記で
シャンシャン⇒シャンちゃん
とご説明しましたよね。
これはあくまでも“日本語的な表現で表すと”という意味です。
実はこの同じ音を繰り返す呼び方には2通りあります。
例えば、玲玲(リンリン)と呼ばれている子がいるとします。
- 名前が「玲」で、「玲ちゃん」的にニックネームで呼んでいる場合
- 名前がそのまま「玲玲」で、名前自体に可愛い意味合いが含まれている場合
なので、“リンリン”と呼ばれている場合、そのままそれが本名の場合もあるし、本名は「玲」だけの場合もあります!
因みに、パンダの名前はそのまま本名です。
可愛いパンダだからこその可愛い名前なんですよね(*^^*)
中国人には本名とは別に幼少名がある!?
例えば目の前に
“王玲”という名前の女の子がいるとします。
まだ幼い女の子なので、この子を「リンリン」と呼ぶ方もいると思います。
日本の感覚だとこれは普通ですよね。
なのですが、実は中国には日本にはない習慣があるんですよ!
それは子供に「小名 xiǎomíng」(幼名)をつける習慣です。
この「小名」は日本人的な感覚とはちょっと違います。
例えば、「王玲」が本名なのに、本名とは全く違う「美美(メイメイ)」とかつけるんですよ!!!
日本人の感覚からしたら「リンリン」でいいじゃん!って思いません(笑)?
そして中国では子供を本名で呼ぶ事はほとんどなく、ずっと本名とは全く別の「小名」で呼びます。
私には中国人の甥っ子がいます。
甥っ子は既に高校生で、もうすっかり見た目的には大人なのですが、それでもずっと家族や親しい間柄の人達からは「小名」で呼ばれ続けています。
日常生活上で甥っ子を本名で呼んだ事はないし、本名で呼ばれているのを聞いた事もないです。
たぶん大人になっても、親しい間柄の人達は皆ずっと小名でこのまま彼を呼び続けると思います。
日本人の感覚からしたら「本名はどうした!?本名つけた意味あるの!?もう小名が本名でいいじゃん!」って思っちゃいませんか(笑)?
日常では本名では呼ばないという中国の習慣に私は最初ビックリしました(笑)
中国は広いので、この「小名」を使う習慣は場所によってかもです。
因みに、この「小名」は幼名ですので、やはり同じ音を繰り返す可愛い名前をつけるのが一般的です。
国によって色々な文化や習慣があって面白いですよね~(*^^*)
【まとめ】同じ音を繰り返す名前は3パターン!
中国人の同じ音を繰り返す名前には3パターンあります。
- 本名
- ~ちゃん的な呼び方
- 小名(幼名)
具体的に言うと、「リンリン」と呼ばれている子の名前は本名かもしれないし、「~ちゃん」的に可愛く呼ばれているかもしれないし、または「小名」かもしれません。
一つ言える事は、本名にしても愛称にしても小名にしても可愛いという意味合いが含まれている呼び方という事です♪
もし中国の方で同じ音を繰り返す名前で呼ばれている方が身近にいましたら、機会があったらその方に本名を聞いてみて下さい(*^^*)
それがきっかけとなって、その方ともっと仲良しになれるかもです♪
\中国語の歌が歌えるようになる/
最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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